プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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TOP > 読書 > 幻庵

幻庵   2017.02.04

ベストセラー作家の百田尚樹さんの「幻庵」を読まなければと思いながら書店に行けずに遅くなってしまった。げんあんと思っていたらげんなんと読むのが正しいと初めて知った。囲碁を打つ者なら文中の囲碁の局面での緊迫した感じはわかる。百田さんが囲碁を嗜むことはタイトル戦就位式の祝辞を聞いて知っていた。それにしても局面での緊迫感のある表現は流石ベストセラー作家と唸らせる。囲碁の専門的な解説は福井正明九段と聞いている。福井九段とは彼が日本棋院院生の時からの縁である。高校生の頃に大田区の蓮沼にあった最初の囲碁の師渡辺祿郎先生のところに通っていたが、そこは当時の院生のたまり場であった。彼をはじめ安倍、高木、黒沢、菅野、小島、川本、小杉、江面等々多く出入りしていた。碁盤があるのと同時に和綴じの棋書が多くあった。今日ほど棋書が出回っていない時だけに和綴じの棋書を手写しして昔の名人の碁を勉強するには貴重なところであった。「幻庵」に出てくる古碁を空で並べる場面はそのころの勉強が生きていると懐かしく思い出された。二日間で読み切ったが場面に出てくる棋譜を並べながら読むと一層面白さが増すであろう。
子供のころ感銘した68と70の妙手
丈和

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