プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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努力は報われる   2015.09.12

東邦大学付属中学・高校の合同文化祭のクラシックコンクールで孫のCが優勝した。中・高合同の予選を通過した生徒が文化祭の本選で演奏する。幼児からピアノを弾いている生徒が殆どで、中には各種のコンクールに挑戦している生徒もいる。今年はヴァイオリンが2人、フルートが1人であとはピアノである。Cは楽観的な考えをする子で、3年前、中学1年生の初出場の時点で母親に「優勝したらどうしよう?」、と口にしていたと聞いている。演奏時間6分以内という制限の中での選曲は難しい。Cの弾いたクライスラーのプレリュードとアレグロは観客を十分魅了したので少なくとも3位には入るだろう、と思ったが、そう甘くはなくて4位に終わった。優勝、準優勝、3位全てがピアノ演奏をした高校生であった。特に優勝のピアノ演奏はなんびとも文句のつけようのない見事なものであった。その優勝者が今春音大に進学した、と聞いて納得した。昨年、2年生でチゴイネルワイゼンを弾いた時は、伴奏者との息が合わず不完全燃焼で悔しい思いをしたようである。その経験から、今年は伴奏者に遠慮せずお互いの意見を交換して息を合わせる練習をしていた。審査員は習熟度、表現力、観衆との一体感などで評価をするようである。今年の演目はモンテイーのチャルダッシュ。4分ほどの短い曲でクラシックコンクールに何故この曲?という向きもあるが、巧く引けば演奏効果抜群の曲だ。弾き始めロマの哀しみを表現する繊細なメロディ、反転して、超速リズムで躍動的に弾く後半部分、まさに魂を揺さぶられるような見事な演奏をした。毎度身びいきを脇におくが、演奏が終わった瞬間の会場は、感動により暖かい空気に包まれていた、と感じた。優勝者の名前が呼ばれた時は思わずホロリ、とした。2位、3位は高校3年生、中学2年生でどちらもピアノである。審査員長は講評で演奏を聴いて鳥肌が立った、という表現を用いて評価した。何事においても優勝するのは難事である。また優勝と2位とは大違いである。努力が報われたこの経験は、自分の世界が拡がった、と実感したに違いない。それにつけても、たった数分で人に感動を与えられる音楽の力は大きい。
文化祭

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