プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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TOP > 2018年04月

勉強会   2018.04.30

一年に一度の孫のCのヴァイオリン勉強会である。会場は千葉市美浜文化ホール。昨年からトリを務めている。今年の曲目はヴィエニャフスキ作曲の「創作主題による変奏曲作品15」である。自分のような素人にとってクラシック音楽はメロディが耳慣れていないと楽しめないところがある。そこで、かつてヴィエニャフスキ国際コンクールで優勝した経歴を持ち、ことあるごとに彼の作品を弾いているというヴェンゲーロフのCDを探して、BGMとし、直前にはCのピアノ合わせ時のビデオなどもチェックして本番に備えた。今回演奏する曲は、どこからこんな美しいメロディが生まれるのかと思うような息の長い美しい旋律で始まり、華麗なテクニックを駆使したヴァイオリンのさまざまな奏法が次々と展開される。今年はこの種の演奏会専用の小音楽ホールが取れて音がわれなくていいらしい。この規模だと躰の動きや表情から高揚感が身近に感じられ、Cの集中力が伝わってくる。1年前から音大の先生の指導が加わったこともあって、からだの使い方、自信に満ちた弓のさばき、練りに練った演奏を皆さんどうぞ聴いてください!、という気持ちが一層前面に出てきたように感じる。13分余、何とも甘美で贅沢な時間であり、ただただ誇らしかった。独奏の後はチャイコフスキーの弦楽六重奏曲である。Cは第一ヴァイオリンを務めたが、ビオラとチェロの社会人先輩の応援を得て立派なファーストヴァイオリン振りを発揮した。もっとも80名余のオーケストラのコンサートミストレスを務めていたCにすればそれほど大したことではないのかもしれない。中学生に成った頃からか、ブラボーは恥ずかしいからやめてね、と釘をさされている。思わず出かかった声を押し殺していたら鼻の奥にツンとしたものを感じて、あやうく呑み込んだ。今年はブラボー言ってもよかったのに、と帰途車中で聞かされたが、後の祭りである。これまでと同様、この二つの曲も自分にとって特別の曲となった。
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