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プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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TOP > 人との関わり

パーテーション   2020.06.11

ソーシャルデイスタンスは最低2メートル、飛沫感染予防に方々でパーテーションが設置されている。ゆえあって友人5人と3か月余振りに郊外のレストランで食事をした。向かい合わせのテーブルには厚い透明プラスチックのパーテーションがセットされている。コロナ感染予防の安全対策としては安心感はある。ところが、横と斜め前の人との会話は問題がないが、向かいの人との会話は弾まない。厚いパーテーションがあるために普通の声では聞き取れない。何度も聴き直すことになって会食の楽しさが半減した。さて囲碁のことになるが、2メートル開けては対局できない。その対策として棋院や碁会所ではパーテーションを工夫して設置している。これから毎週始まるS学院小の防御対策を抱えている自分と、囲碁学園再開準備中の娘とで試行錯誤しながら可笑しなパーテーションを作った。果たして使い物になるかどうか?わからない。食事中はしゃべらないのがコロナ禍中の新しいマナーであれば、囲碁はもともと対局中は会話をしないのがマナーである。囲碁に「手談」の別称があるように打つ手、一手一手が会話と言える。囲碁対局にはパーテーションは向かないと思うことにした。どうしても気になる人はマスクとフェイスシールドを着けての対局がよさそうである。

パーテーション

Zoom保護者会   2020.06.04

山下塾再開についてZoomによる保護者会を開いた。塾生保護者12名、入塾見学希望者1名である。音声だけの画像なしが一名。Zoom疲れするほどやっているわけではないが、やはり疲れる。実際の会合では喋る間合いが取れるが、オンラインではタイミングをとるのにどうしてもズレが出る。またオンラインだと声だけでの判断になるので話す人の言葉が十分理解できない。手振り身振りは見えない、視線、表情などからの情報は言葉を補完しているものの、軽く言っているのか本当に真剣に伝えたいのか汲み取りがたいところがある。Zoomは無料で使っているので40分で切れるが、また入り直せば使える。この40分で切れるところも事前に打ち合わせておけば休憩を入れたようで丁度良い。慣れてくれば相手に伝える技も身についてくるのだろう。
朝食1

覚悟   2020.04.02

マサナリ君から大学受験に邁進すると言ってきた。彼とは小学校の学童保育の縁である。1年生で正座している姿がきれいな子で、囲碁に向いていると思ったのが初めの印象である。月に一回の囲碁指導で一番熱心な生徒で、いつしか山下塾の塾生になっていた。どの囲碁教室の指導者も悩んでいるのは、小学生で有段者の力を付けても中学生になると全く囲碁から離れてしまう子が多いことである。中学生になると部活が始まり、囲碁に通えななる子が多い。初段くらいになっていると高校になってもすぐに棋力は戻るが級位者では囲碁の面白さも抜けてしまう。マサナリ君も中学生になって山下塾を退塾したが、高校生になり時間がとれると山下塾に顔を出すようになった。囲碁アプリでやっていたので思いのほか棋力は上がっており、若武者ランキング戦にも参加できる棋力である。来年の大学受験に向けて囲碁から離れ受験勉強に集中する覚悟を決めたのであろう。囲碁で集中力は付いているので期待している、と背中をたたいた。来春の朗報を待っている。

学童

訃報   2020.03.30

Fさんの訃報が入ってきた。Fさんは慶應義塾大学の名誉教授だった人で囲碁三田会を立ち上げた時に色々な助言と協力を頂いた。囲碁関係の蔵書を慶大図書館に寄贈するについても世話になった。また韓国延世大学との囲碁交流に於いて知る由もない慶大と延世大学の古い縁を教えてもらった。延世大学が初めて学生を留学させるにあたり選んだ大学は慶大だったこと、これは大学人でなければ知らないことである。何より囲碁を愛していて大学関係者囲碁大会では選手としてよくチームを組んだ。学究肌というより激論を交わす学者と感じさせる棋風であった。勝ち負けより戦いの碁になっていればご機嫌であった。囲碁三田会のなかの「椎の実会」会長として会を盛り上げてもらった。定例会の後の話題豊富な懇親会は楽しみの一つであった。寂しい、誠に寂しい。

P3310099_2020033122401873f.jpg

訃報   2020.03.17

野中泰延君の訃報が夫人から届いた。彼は囲碁に関しての思いを共有した友人である。また日本棋院院生を辞める気になった大きな存在でもあった。年下ながら才気煥発で、院生仲間で自分より囲碁の才能があると感じさせたのは彼だけであった。てっきりプロ棋士になると思っていたが東大囲碁部の選手として再会し、また囲碁の縁が深まった。警察病院勤務医の時には健康管理の主治医として世話になった。患者の話を丁寧に聞いてくれる野中医師の評判はよく耳にしていた。また元院生仲間でつくっている「光童会」の集いでは最新医学の話を聞くのが楽しみであった。7年前に胃癌になり余命短いと自覚してからは、あえて和式医学を学び余命を大きく伸ばしたのは流石である。彼と最後に対局したのは2年前の夏、大学関係者囲碁大会の折である。昨夏は参加していなかったので電話して話した声がまだ耳に残っている。闘病の傍ら昨秋まで「一日一生「」の思いで診療を続け、生涯現役を全うした。見事なものである。ただ、寂しい思いは深い。
光
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