プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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棋友逝く   2017.02.06

慶應義塾大学囲碁部同期のN君が逝った。同期の会では毎月集ってリーグ戦を打っている。先月のリーグ戦に欠席したので会場から電話をしたら入院中で「話すのもつらい」、と言っていた。翌日奥さんに電話して経過を聞き、ご長女には状況をメールで知らせてもらっていた。かなり緊迫した状況と感じたので「安心するよう」に伝えてもらった。痛みと戦っていいる友人に安心しろと言っても言葉が足りないと思い、手紙を書いた。「女房、子供、孫に見送られるのは何よりである。心安らかに逝き給え」と書いた。手紙を出した後、もし生きる希望を持っていたらとんでもないことを書いたか、と気になっていた。その手紙が届いた翌日早朝に亡くなった、と知らせが来た。通夜の席で彼が愛用していた碁盤石で同期の仲間と追悼連碁を打つことにした。会場に行くと孫4人のうち二人が囲碁教室に通っていると聞き、仲間に入ってもらった。60手ほどの味の良い局面で囲碁を知らない孫二人にも入ってもらい、孫4人の連語で締めくくった。「崇岳院金碁居士」は亡くなる前に自身でつけた戒名だが「碁」の一字を入れた思いは繋がったことであろう。
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光童会   2016.12.29

中学生の時1年間日本棋院の院生であった。中学1年生の夏休みに囲碁を覚え2年生で院生になったということは、当時は院生になるのが緩かったにしても1年足らずでかなりの棋力になったらしい。院生同期8名でプロ棋士楠光子さんをマドンナにして作った「光童会」なる会がある。定例で開いているわけではないが、プロ棋士、内科医、精神科医、歯科医、会社員で構成される各ジャンルの新しい情報を聴くのが面白くて折に触れ集っていた。そろそろ「光童会」を設けようか、と、3年ほど前に余命3か月を宣告されて闘病しながら外来診療を続けているN君に電話したら元気な声が返ってきた。年が明けて暖かくなったら集ろう、と言ったら「会える時に会いたい」という。そこで正月早々に会うことになった。8名の会が一人他界し、一人は歩行困難で声だけの参加である。会える時に会っておくことが最優先、と肝に銘じた。
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訃報   2016.05.18

ゴルフの仲間M氏の訃報が届いた。M氏を含む4人が2か月に1回プレーを楽しんでいた清原会は、4人とも年齢、腕前が同じで、趣味が囲碁である。M氏のドライバーショットは見事でナイスショットで50ヤード置かれる悔しさより、こちらまで気持ちがすっきりし「80歳近いジジイの打つボールではないと」褒めていた。丁度一週間前の10日に退院したと聞いて3人で見舞いに行った。「この人のために料理が作れるので楽しい」、「お前が喜ぶから食べてやっている」と言う夫妻の会話を聞いて、またプレーができると思っていた矢先である。病む間もなく旅立ってしまった。「人間はいつか死ぬのでなく、いつでも死ぬ」、という樹木希林さんの言葉が実感として響く。
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訃報   2015.11.20

この時期になると年賀状欠礼のはがきが届く。ほとんどは身内の不幸により、と書かれたものが多い。一番堪えたのは大学囲碁部同期のHの息子からの葉書である。4月に闘病の甲斐なくHが亡くなったとある。囲碁はリーグ戦の選手の一歩手前の腕前であった。囲碁部同期の「ほしの会」のメンバーになって毎月会っているべき仲間であるが、就職先が北海道電力ゆえ疎遠になっていた。出張で上京したときに仲間が集まってはいたが、それもほんの数回である。北海道でどんな生き方をしていたかを聴くこともなかった。はがきでHとの強烈な思い出が甦ってきた。Hの名前を一字引き継いだ息子に会ってHの話しを聞いてみたいと思う。
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クラス会   2015.04.10

大学のクラス会は年二回春と秋に銀座で開かれている。10年ほど前に誰彼となく、夜は家のものが心配するから、との意見が出て昼間の集りになった。10月の金曜日は八千代台西中学校の囲碁授業があり参加できないので、4月は出来る限り出席するようにしている。日本一の不動産会社の元社長、大手デパートの元社長が元気でいるクラス会であるが、70歳を超えると健康の面で個人差が大きく出てくる。亡くなった友人、家から出かけられない友人がいる一方で、77歳でボクシングを趣味としているNもいる。元プロボクサーを雇い、ミット打ち、スパーリングを週二回やっている。Nの筋力談義を聞いていると幾つになっても身体は衰えない気分になってきた。
観光バスと中国人観光客でにぎわる銀座通り
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