プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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TOP > ことばとのであい

賀正   2017.01.01

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初日の出を拝めると今年も佳き年を迎えられると気持ちが華やぐ。今年の年賀状は「出合いと間合い」とした。新聞は産経新聞と読売新聞を読んでいる。定期購読している雑誌は数冊。いずれもかなり熱心に読む。中でも言葉との出会いが楽しみである。そのなかで昨年一番心に残った言葉は「出合いと間合い」、である。小説家の小島直記さんが人生とは、に語った言葉、と書いてある。これまで生きてきて出会いの妙には驚くばかりである。その出合いを生かすかどうかは間合いの取り方である。出合いは神仏の導きであると思っている。間合いに人間性が問われる。自分のことだけでなく相手を理解しなくては適切な間合いは取れない。よき間合いを取ることにより出会いの妙は生きる。残りの人生は出会いの妙はそう多くはないであろう。間合いを生かすことに腐心して生きよう。
初日の出
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お日身(かみ)さん   2016.09.01

いまどきの若い男性は自分の伴侶のことを奥さんとか妻と言うことが多いように思う。自分はというと人と話すときは女房と言い、文中では家人としていた。とはいえ「家人」にはちょっと違和感があった。ところで最近「お日身さん」という呼称に出会った。この場合「日」は太陽を意味し、お母さんとは太陽を意味するとある。日身はカミと読む。さんをつけるとカミさんであり、おをつけるとおかみさんである。これまでカミさんとは山の神のカミかと思っていたが、尊称の意味が強いと分かった。したがってこれからは女房のことを会話でも文章でもカミさんと呼ぶこととした。無論親しみに敬意を表しての呼称である。言葉に出してみると響きもよい。カミさんにこれからもよろしくと言ってみる。
今朝のカミさんの朝食
朝飯

掩巻   2016.07.10

掩巻(えんかん)と言う言葉を初めて知った。編集工学者の松岡正剛さんの「千夜千冊」からである。掩巻とは読んでいる途中でときどき本を閉じて、それまで読んできたページの内容をいっとき(1、2分?ほど)アタマにめぐらしてみることであり、江戸の私塾がたいていやっていたことで、これは大変に効果的だと書いてある。読後感想は誰かに話せればもっといいし、実はアタマで想起(re・call)することが一番で、学習とは想起なのである、と説いている。山下塾生に世界のプロ棋士の棋譜を並べさせ、自分が一番好きな手を皆の前で話させるのは掩巻に近いかもしれない。囲碁私塾ならではの効用があるかもしれない。
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年賀状   2015.12.25

年賀状の宛名は筆の手書きで、本文は簡単な絵と言葉を描いてそれをコピーすることにしている。まずはどんな言葉を選ぶのかで迷ってしまう。正月が来ると数えで八十歳になるので齢にふさわしい言葉はないかと探していたら、世阿弥の言葉に出会った。この言葉は世阿弥が50歳半ばで書いた「花鏡」と言う伝書にある言葉である。「初心忘るべからず」の言葉が有名だが世阿弥は若いときの初心、人生時々の初心、老後の初心、それを忘れてはならないと言っている。その老後の初心忘るべからず、を新年の言葉とした。例年は元旦の配達すれすれまで投函できないが今年は余裕で間に合った。投函した後ジャンボ宝くじを買いに行ったら、こちらは後手に回ってしまった。

富士山1

年賀状   2014.12.23

年賀状が元旦に届くには25日までに投函する、と聞いているので、急ぎ準備に取りかかった。このところは簡単な絵と文字の組み合わせにしていて、お手本は小島寅雄さん、坂村真民さん、中川一政さんあたりである。いつもは迷うのだが今回は絵と文字は直ぐ決った。絵を10枚以上描いてみたが、いかんせん絵心がないので思っている雰囲気が出せないのが歯がゆい。ようよう原画が仕上がってコピー。宛名は筆で手書きである。今流行りのソフトは使わない。今年元旦に届いた賀状と昨年末にもらった喪中の葉書だけ書くことにしている。今年は内輪に150枚ほどだが、果たして25日に投函できるか、いささか怪しくなってきた。
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