プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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書の作品   2017.01.17

船橋幼稚園では卒園アルバムに載せるため囲碁授業の様子をカメラマンが撮っている。アタリの問題を出すと正解がわかっている園児は手の挙げ方と顔の表情ですぐ見分けがつく。あえて今日は普段みんなの前に出ていかない園児を選ぶことにした。選んで前に出てもらって答えられないままにはできない。露骨なヒントも出せないが何とか「正解!」、と言って拍手で席に戻ってもらう。船橋幼稚園からは新年度の囲碁の時間の予定が昨年末既に送ってくれたので若松幼稚園の日程と調整した。保護者囲碁の会も年間日程が間もなく決まるであろう。サポート役の倉持さんに保護者の会員から特別レッスンの申し出もあると聞く。園長はじめ園側の囲碁の認識が高いと園児、保護者ともに囲碁に向かう気持ちも高くなっていくのは自明の理であろう。
竹組に貼ってあるのは書の作品と言える。
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書と教育   2016.01.28

縁あって、昭和学院小学校に囲碁指導に行って初めて玄関に入った折に、2メートル程の額装した書が何点か眼に飛び込んできた。「翔」は小五とあったから小学5年生の作品である。読み書きそろばんと言うがこの学校では書を教育に生かしていると強く感じた。うかがったところ書道は鈴木校長先生が自ら指導されているとのこと。柳田泰雲先生が開設された「学書院」で学ばれていると聞いた。泰雲先生とは囲碁を通じてご縁を頂いていたので縁の不思議にびっくりした。子供たちの作品を見て泰雲先生の書芸がここに根を下ろしていると嬉しく感じた。夏には学童の書道展があるそうで、どんな作品に会えるか楽しみである。
昭和学院

柳田泰雲先生   2015.10.01

思いがけず柳田泰雲先生の書風に出合った。昭和学院小学校の囲碁指導を終え、いつもと違う階段を下りて表彰品の棚を見ていたら学書院の表彰状が掛かっていた。学書院は柳田泰雲先生が創設した書道団体である。柳田泰雲先生は楷書では日本一と言われた程の書家で晩年の紺紙金泥の作品は見応えがあるものである。囲碁が趣味で旦那芸を超えた棋力があった。七條兼三さん、三堀将さんと交友があったので、お伴でご自宅、別荘に何度かお邪魔した。確か二子で何局かお相手をしたが芸術家らしい格調の高い棋風であった。学校の事務所で学書院は柳田先生の会ですね、と話していたら、校長先生が顔を出され、学書院で書道を学ばれていると言われた。しばし校長先生と泰雲先生との思い出話に興じた。
小学生とは思えぬ作品
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書道展   2014.07.29

書道出版にかかわっていた時期に知遇を得た室生大韻さんから東天会書展の案内が届いた。大韻さんの自宅(寺)に家人と招かれて大ご馳走にあずかったことがあったし、東京の教場で会ったときは居酒屋で酒を酌み交わすこともあった。書家ではあるがお寺の住職が本職で人柄が柔らかい。ずっと匝瑳市で書道展を開いていたが、3年前から目利きの多い銀座の画廊で開供養になった。毎年書展の案内と年賀状は頂きながら10年ほどご無沙汰していた。画廊に入ると人が3人ほどいるが大韻さんらしい人はいない。受付で、先生は今日はお見えになりますか?、と聞くと怪訝な顔をしている。重ねて聞くと、そちらに、という。書道展には似つかわしくないラフなポロシャツを着ていたので、大韻さんはとっさに妙なオジサンが入ってきた、と思ったらしい。しばらく顔を見つめてから互いに「アアッ」と声が出た。「前の作品のほうが良かったね」と師匠から言われるのが怖い9人のお弟子さんの作品は、みな見応えのあるものであった。空気伝染か、家に帰ってから書いた葉書を見て、いつもと違うわね、と家人。.
大韻さんのご縁で手に入った大川逞三仏師のレプリカ
仏像

畳紙(たとうがみ)   2012.03.21

書道出版にかかわっていた時、縁があった書家O氏と10数年ぶりに会った。東京から静岡に居を移され久々東京に出て行くから会いたい、との葉書をいただいた。年に1、2度の書道展の案内をもらいながら観に行けなかった負い目を感じてもいた。現在の書道家は書道人口の減少により書道教室の運営が難しくなっている、大東文化大学、帝京大学、立正大学と書道家を養成する教育はあるが就職先が中々見つからない現状のようだ。書道作品にしてもバブルのころに比べると何分の一に値下がりしている。作品で食べていけるのはごくごく一部の書道家だけのようだ。明るい話が少ないなかで一つ教わったことがある。畳紙のことである。山下塾生が高校、大学に入学する時、色紙を書いて渡しているが、渡す時色紙用たとうで包んで渡すと箔がつく。たとうの表書きの書き方も伝授された。早速書道品店で買い求め、書いてみたが妙な字になった。たとうに包まないほうが却って良かったようだ。
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