プロフィール

山下功

Author:山下功
International Network Go Organization President
NPO法人囲碁文化継承の会 理事長
オール慶應囲碁の会 会長
ふなばし囲碁協会 会長
山下塾 塾長
浄土真宗僧侶

毎年千葉県、東京都の幼稚園児・小学生400人超に、仲間たちとともに囲碁入門を指導しています。

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TOP > 鑑賞

新国立美術館   2017.03.30

ミュシャ展の鑑賞券が届いたので日身さん、孫娘と新国立美術館に行った。併展されている草間彌生展のチケット売り場には長い行列ができており、展示会場入り口でも入場制限されている。春休みと言うこともあるだろうが、それにしても日本人にこれほど人気があったとは正直驚いた。2月に来た折には公開前で見損なっているので、真っ先に入場した。絵画シリーズ「わが永遠の魂」の空間に踏み入れた瞬間、はなから圧倒された。芸術家草間彌生さんの日々の戦いを見る思いである。90才近くになっても、「いまだ未熟でこれから人間の深い悩みと愛に対して畏敬の念をもって芸術家の道を歩み続ける」、と言う草間さんの人生の生き方、足跡を知って心打たれた。ミュシャ展ではすんなり入場できたものの、展示場の中は出口まで人垣が途絶えるところがなく、折角撮影が許可されているのに思うように撮れない。縦6メートル横8メートルの超大作「スラブ叙事詩」20点の作品群は近くから、また離れた位置から、とじっくり観た。作品群に描かれているスラブ民族の歴史については無知に等しいので、いま一つ味わいが深くならない。少しスラブ民族について調べてみたい。
IMG_0337.jpg


ミュシャ

狂言   2016.10.27

船橋市民文化ホールの狂言の夕べに野村萬斎さんが出演する。わざわざ国立能楽堂に出向かずに観られるのはまたとないので日身さんと観に行った。会場が多目的ホールであるから二階席からも見えるように、屋根はなく柱も途中で切れている。二階席の最前列の席だったので狂言を鳥瞰して観た格好になる。実演の前に萬斎さんの解説から始まった。会場には狂言を観たことがない観客が半数くらいいるので丁寧な解説である。「蚊相撲」は大名が新しい召使を雇う話であるが、雇われるために得意なことを色々言う場面がある。弓、鞠、包丁、碁、双六、馬、相撲等当時の代表的な芸能である。萬斎さんが碁のことをどんな風に説明をするか楽しみに聞いていたら碁には触れなかった。たぶん囲碁を嗜まないのであろう。二つ目の演目、萬斎さんが親鬼を演じる「首引」の何ともユーモラスな動作を観て600年の伝統を持つ上品な娯楽の世界に惹き込まれた。
狂言

虎ノ門ヒルズ   2016.08.15

開業して2年になる虎ノ門ヒルズに初めて行った。ホテルとオフィスがあるのは承知していたが住戸があるのは知らなかった。自分の住いの18階と比べ37階から46階と倍の高さから観る毎日の眺めはどんなものかと頭を巡らせる。ゆったり観られるのは芝生広場のある庭園である。庭園に面したレストランで昼食をとり気が付くと丁度12時である。毎年8月15日12時には黙祷をすることにしている。広場に出て一分間の黙祷をした。囲碁の対局で秒読み1分間以内に着手する経験は多くあるが、これは特別の一分間である。ひもじい毎日であったが、その中で母親が食べ物確保の苦労をしていたことが思い浮かんでくる。眼を開け周りを見渡したが黙祷している人は一人も居なかった。
虎ノ門ヒルズ

ルノアール展   2016.08.14

ルノアール展を観に行った。来週22日に終了のためかなり混雑している。1章から10章に分けテーマごとに展示してあって鑑賞しやすい。圧巻は初来日の「ムーランドラギャレット」の展示フロアである。向かい側には「田舎のダンス」と「都会のダンス」が展示してある。10章は裸婦「芸術に不可欠な形式のひとつ」。ゴルフ仲間で日曜画家のK君はこのところ裸婦を描いているので、必見、とメールしておいた。新国立美術館を観るときの定宿は鳥井坂の国際文化会館である。名庭園がライトアップされていたので、蚊に刺されるのも厭わず散策した。
国際文化会館

仏縁   2016.03.29

就職せずに起業した塾生OBの事務所に絵画か書を贈ろうと眠っている押入れをひっくり返した。書の出版に関わっていた四十代半ば、植村和堂先生に書いてもらった「仏」の額が出てきた。この「仏」の書は何とも柔らかい雰囲気で気に入っているが若者の事務所には向かない。ふと頭に浮かんだのは山田勝慧君である。彼は、私が僧籍をとった時の勉強法を教えたゆえか、自ら順海(山下の法名)の弟弟子と称している。思い立ったら吉日、と彼に電話したところ何とタイミングのよいことに丁度隣のコナミに向かっている途中だったので観に寄ってもらった。「阿弥陀堂」と名付けて彼の修行の場にしている亡き母上の離れに飾ってくれると言う。ことのついでに彼が定年後老人福祉施設の施設長だったので、風景画3点をその施設に飾ってもらえないか聞いてみた。これも快く請け負ってくれた。我が家の押し入れに潜んでいたものが人様の眼を楽しませることになろうとは・・・これもひとえに仏縁と言うべきであろう。
仏
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